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2005-09-27

[]家門の栄光 [[家門の栄光]] - 처음처럼 - Like The First Time を含むブックマーク はてなブックマーク - [[家門の栄光]] - 처음처럼 - Like The First Time

日本では「大変な結婚」のタイトルで上映中。しかし、宇都宮にはとうてい来そうもない。

見たのは、英語字幕の VCD。日本公開したのだから、いずれ日本版の DVD も出るとは思うが、これを買ったのは、公開が決まる前なのである。2002年の映画なのに、なんの音沙汰もないので、こりゃ日本公開はないな、と思っていたら、『パリの恋人』のキム・ジョンウンということで、公開になったんだろうな。

ストーリーはごく単純で、わたしのいいかげんな韓国語と英語でも十分に理解できる。チョン・ジュノが何度となく理不尽にぼこられて、そのたびに「왜 때려요?(ウェッテリョヨ、なんで殴るんですか)」と同じセリフを言うのがおかしかった。

韓国映画というと、『シュリ』とか『JSA』とか『シルミド』とか『ブラザーフッド』とか『オールドボーイ』とか、社会派で殺伐としてて後味が悪い、ってイメージがあるみたいだが、『猟奇的な彼女』や、この映画みたいなおバカな(ほめ言葉です)ラブコメも、実はけっこうヒットしている。日本では、そういう気楽に笑えてちょっとなごめるような映画は、わざわざ劇場で見なくても、DVD でいいや、となっちゃうのかな。でも、こういう路線が韓国では決して傍流じゃないよ、というのは、強調しときたいな、と思う。

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2005-09-17

[]芸達者なチャ・スンウォン-『ぼくらの落第先生』 芸達者なチャ・スンウォン-『ぼくらの落第先生』 - 처음처럼 - Like The First Time を含むブックマーク はてなブックマーク - 芸達者なチャ・スンウォン-『ぼくらの落第先生』 - 처음처럼 - Like The First Time

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こういうのは、予定調和な世界なので、ストーリーには別にいうべきことはない。しみじみと心温まりたい方にお勧め。

主役のチャ・スンウォンが、思ったよりずっと芸達者。ドラマ「ボディガード」を見たときは、そんなに感心しなかったのだが、長身の男性にありがちな、なで肩と猫背に哀愁がただよってました。スーダラというよりもっとひどい、悪徳教師である部分と、病気の親を心配し、心に傷を持ったひとりの男性である部分が、無理なく同居していて、説得力があった。

それにしても、脇の大人たち、そしてなにより子供たちがみんなうまい! あちこちのドラマや映画で脇役として出ているおなじみの顔がいくつも。一癖も二癖もある名バイプレイヤーたちが、田舎の素朴な人々を、嫌味なく演じている。

だが、韓国の小学校にからむ話を見ると、体罰がひどいので、いつもうんざりしてしまう。そのうえ、「袖の下」だとか。これって、現代の話だよね? ちなみにふくらはぎを細い棒で打つというのは、伝統的な体罰の方法で、「チャングム」にもそういう場面があった。痛そうだ。

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2005-08-18

[]こんなものまで-『ドクター・ポン』 こんなものまで-『ドクター・ポン』 - 처음처럼 - Like The First Time を含むブックマーク はてなブックマーク - こんなものまで-『ドクター・ポン』 - 처음처럼 - Like The First Time

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ドクターマリオ&パネルでポン」の略です。(嘘)

こんな作品まで日本で DVD 化されるとは、韓流というのは、実にありがたいものだ。

ハン・ソッキュキム・ヘスの共演なので、見てみたいと思っていたのだ。内容はなんてこたないラブコメなのだが、お約束どおり、きちんと作ってあって、楽しめる。

『ナンバースリー』や『スカーレットレター』でもそうだったのだが、ハン・ソッキュのセックスシーンというと、なぜかお尻がしっかり写っている。モテモテ男の役が多い割には、若いころから、ほんとにふつーの肉体なのである。この映画の中でも、サウナで立派な筋肉の男性といっしょに座り、自分の平凡な肉体を意識する、というシーンがある。

楽しそうに子供と遊ぶシーンがたくさんあって、彼のかわいげが前面に出てるので、身勝手なモテ男ぶりも、あまり嫌味にならない。

キム・ヘスは実に色っぽいのだが、女性から見てもいやらしい感じがまったくなく、子供をかわいがるシーンもうそっぽくない。このへんが彼女の魅力なんだろうなぁ。

ハン・ソッキュの友人役でユ・オソンが出ているが、ふつうにいい人の役で、あまり見せ場がないようなのだが、子供たちと真剣にピーターパンごっこをしているシーンで笑わせてくれる。

子役もうまい。しかし、韓国映画で学芸会レベルの子役って見たことないな。

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2005-08-17

[]リアリティがないのは-『ブラザーフッドリアリティがないのは-『ブラザーフッド』 - 처음처럼 - Like The First Time を含むブックマーク はてなブックマーク - リアリティがないのは-『ブラザーフッド』 - 처음처럼 - Like The First Time

戦争映画は苦手である。ホラーやスプラッタは別にだいじょうぶなのに、戦場の描写ばかり続くとげんなりする。だから、この映画もいままで見てなかったんだよなー。

戦場の描写のリアルさについては評判どおりだったので、劇場に見に行かなくてよかった、とへんな安心の仕方をする。50年前のソウルの街のようすなども、もちろんそれがどの程度リアルなのかは判断できないが、興味深かった。全体にリアリズムを志向している中で、いちばんリアリティがないのは、ウォンビンの顔だろう。チャン・ドンゴンも、そりゃふつうにはありえない二枚目だが、顔のタイプとしては、この手の韓国人はいないことはないと思う。だが、ウォンビンの顔立ちって、この時代の韓国人にはまったく見えない。まあ、夢も希望もない話なので、せめてハンサムな俳優が演じていたほうが、多少は救いになるというものだ。ここは、ソル・ギョングソン・ガンホじゃなくてよかったのである。

この映画に限らず、歴史モノによくあることだが、見ている側は史実を知っているからおおまかな話の流れはわかるわけで、韓国中をローラーのように前線が移動していくのに、観客もついていくことになる。仁川上陸作戦や、中国義勇軍の参戦などのタイミングを知らないと、ついていくのが、ちょっとつらいかもしれない。

チャン・ドンゴン演じる兄は、韓国軍で勇猛な働きをして英雄になった後、今度は北朝鮮軍に寝返り、しかも最後は、弟を援護するため味方であるはずの北の兵士を機関銃でなぎ払う。もうめちゃくちゃである。要するに彼にとっては、弟を無事に家に帰すというのが闘う目的であり、思想も何も関係ないのである。ここまで極端でないにしても、大方の兵士は、なんとか生き延びて無事に家に帰るために闘ったのであり、資本主義だとか共産主義だとかそんなこと知るか、というのが実際のところだっただろう。だが本人たちが知ろうと知るまいと、兵士だけでなく一般の民衆もまた、空襲で、双方の軍の襲撃で、また粛清によって命を落とした。

「兄弟愛に感動する」というのが、この映画の正しい見方なのかもしれないが、どうもこのパターナリズム丸出しの兄ちゃんを見ていると、無償の愛なのか、保護欲なのか、はたまた、残された家族のための計算か、と余分なことを考えてしまう。

自分が帰るよりも、できのよい弟を家に帰したほうが、いずれ出世して、家族を楽にさせてくれる可能性が大きい。一族の若者だれかひとりが科挙に受かって出世すれば、一族郎党すべてそこにぶらさがる、という李朝以来の伝統をそこに見出すのは、あまりに酷というものだろうか。

家族の情でくるまれていても、自分の生き方が外側から規定されようとしていることに変わりはない。ともに生き残った戦友が「残されたほかの家族のことを考えろ」と必死で説得する声を無視して、再び戦場に戻る弟の心の奥底には、愛する兄を探し出したい、という気持ちと、自分の意思を無視する兄の意のままにはならないぞ、という気持ちがせめぎあっていたのではないだろうか。

チャン・ドンゴンの婚約者役のイ・ウンジュも、印象的な演技である。しかし、ほんとに死ぬ役が多いなぁ、この人は。

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2005-08-12

[]死屍累々-『MUSA死屍累々-『MUSA』 - 처음처럼 - Like The First Time を含むブックマーク はてなブックマーク - 死屍累々-『MUSA』 - 처음처럼 - Like The First Time

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砂また砂の中で、のた打ち回るような戦いが続く。バックが単調なせいか、ストーリーも若干単調な感が否めない。

「こんな小娘ひとりのために。。。地獄だ」元の将軍(ユー・ロングァン)のこの言葉がすべてを物語っていますな。セリフはちょっとうろおぼえだけども。

チャン・ツィイーは権力者の娘、というところに価値があるので、別に美貌である必要はないのだけれど、たくさんの男が命をかける対象としては、やはり傾国の美姫を期待するところ。きれいはきれいなんだけど、要するに「小娘」なんだよね。まあそのほうが、戦いのむなしさが強調されてよかったかもしれない。

チュ・ジンモチョン・ウソンは演技にとくに難はないのだが、2枚目過ぎて重みにかける。美男俳優というのも、こうなるとつらいものである。ユー・ロングァンや別将役のパク・チョンハクみたいなのが、「男」の顔でしょう。

アン・ソンギの哀愁ただよう芝居に星ひとつ追加。

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